2013年03月30日

UNISON SQUARE GARDEN『CIDER ROAD』CDレビュー

UNISON SQUARE GARDEN『CIDER ROAD』

2013年2月6日 発売

前作が傑作なだけに期待半分不安半分で聴き始めたのですが、
後者は要らぬ心配でした。『Populus Populus』に匹敵する出来です。
多くのミュージシャンが抱える四作目のジンクスも見事にはねのけました。
やはり彼らには非常に底力があります。

とりわけ琴線に触れた曲を大まかに解説すると、

「to the CIDER ROAD」…「リニアブルーを聴きながら」が霞みそうな疾走感のある表題曲。
「ため息 shooting the MOON」…辛辣で、畳み掛けるボーカルのユニゾン流メッセージソング。
「like coffeeのおまじない」…ここではスウィングしていて可愛らしかった印象。
「光のどけき春の日に」…派手さはないが歌詞とメロディに温かみを感じるミディアムナンバー。
「セレナーデが止まらない」…変拍子など冒険心が見られギター&ベースプレイ、ドラミングのキレも最高潮。
「君はともだち」…ピアノやシンセが入っている事で、寧ろユニゾン三人の演奏が際立っている。
「シャンデリア・ワルツ」…プレイヤーが弾きたくなるフレージング満載のオーラス曲。

以上ですが、アルバムのほうが怪物が潜んでいますね。明らかにシングル曲を上回っていますし、
「流星のスコール」でさえ荒ぶっているアルバム曲に対するバランサーに感じます。
気になったのは最初に聴いた時にリズム隊が過剰かなと思ったのですが、
全体で見れば曲順込みで釣り合ってます。行き過ぎてたら減点してたやも。
それだけ渾身で曲作りに向かった証だと思います。

また、買った当日に一通り聴いた直後には二周目に入ってました。
満足しても別腹を作ってくれる作品はそうそうありません。
現状で、ポップ過ぎでもなく中性的でありながら、
最大限にアグレッシブなロックを鳴らせるバンドはユニゾンくらいのものでしょう。

音楽配信サイトの試聴ではせいぜい一分半しか聴けず曲の後半の展開が楽しめないので、
店頭の試聴で何れか一曲をしっかり聴いた上でのCDの購入をおすすめします。
いくら紹介しても尚、驚きに満ちているであろうとても懐が深いアルバムです。
posted by Valon at 17:32| Comment(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月27日

空気公団『夜はそのまなざしの先に流れる』CDレビュー

空気公団『夜はそのまなざしの先に流れる』

2012年11月21日 発売

2012年に最も感動したCDです。
聴いたのはみそかの日でした。

綺麗で繊細な音づくり。
一曲目のイントロやインストゥルメンタル曲で顕著ですが、
音響面ではポストロックっぽさも感じられます。

歌詞は日常の風景を切り取っている絵画のよう。
そこにエゴはない。でもありきたりな言葉という訳でもない。
ボーカル山崎ゆかりさんの優しさが滲み出ている詞。

心に寄り添ってくる、そんな一枚です。
posted by Valon at 19:37| Comment(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月24日

VSTプラグイン最適化アプリケーション『jBrigde』

使用しているVSTプラグインの大半がフリーなので当分はお世話にならないと思いますが、
メモも兼ねて紹介したいのが64bit環境のPC上で32bitのプラグイン、
ソフトウェア音源を半ば強引に64bitにして使えるようにするアプリケーションが「jBridge」です。

私のPCがWindowsXPでほとんどのプラグインが動作しているため未だ利用価値を感じませんが、
これが故障した頃にはWindows7以降の32bit機か64bit機に買い替えざるを得ない状況が出ます。
そこでいろいろ調べていたところ見つけたのが「jBridge」という訳です。

64bitでは、2の64乗と計算して約18446744Tバイトとなり、
マザーボードにスロットがあれば大容量メモリの搭載が可能です。
そのメリットの反面、互換性に問題が出てくるデメリットも生じます。
有名ソフトや大手メーカーはアップデートで対応している様ですが、
場合によっては開発が終了したものもあるので「jBridge」の出番という事になります。

詳しい使用方法については「jBridge」「使い方」で検索するとたくさんの結果が表示されます。
参考になれば幸いです。
posted by Valon at 13:40| Comment(0) | DTM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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